🌸高校時代・人生最大の謎の卒業式事件…🌸

桜🌸…〜

高校を卒業して

何十年経ったでしょうか…。

今でも　忘れられない事がある

高校の卒業式が終わり

花道を歩いて

校門を出て高校時代が終わる

自分は、卒業生列の一番後ろ。

先に花道を通っていた人達は

既に　迎えの車や　徒歩、

其々に帰って行った様で

最終列の自分のクラスだけしか

もう　学校には居ない様でした。。

たまたま　自分のクラスは

サッカー部、野球部、他

スポーツクラスだったから

Jリーガー、プロ野球選手と

高校生でも、出待ちが居る程の面子で

大体がファンが付いている奴らがいた。

自分はと言えば

何のタイトルも無くただの凡人

数年後には、白馬五輪のアルペンスキー競技の強化選手になるが　この時は

全く人気が無い一般学生でした。

花道を歩いてる最中

おしくらまんじゅう状態で

流される様に歩くしかなかったのです

今でも　誰だったのか…と

永遠の謎の事件が起きたのです。

おしくらまんじゅう状態の中

自分の手首を掴み

何かを握らされた感覚…

なんせ　揉みくちゃだから

その手も引き上げられず

広い場所に出て気付きました。

手には　綺麗なクリアーな

フィルムでラッピングされた

一輪の　綺麗な真っ赤なバラ🌹でした✨

誰がくれたかも判らない華は

産まれて初めて貰った

贈られた華。🍀。。

それでも　

何気に涙が込み上げたのを

覚えてる。

それにしても

あの人混みの中で

掴ませてくれた人の

華麗な速技は　五輪並みか

忍者🥷的だと思う。

何もメモも無く

只々　一輪の薔薇をくれたのは

誰だったのだろう。。

せめて　人気の無かった高校時代の最後に

たとえ初対面でも

同級生でも

後輩でも

一言　『　ありがとう　』　を

言いたかった🌸。。

きっと　その人は

勇気を出して　握らせてくれただろうに。

せめて　姿だけでも

知りたかった。

例え　その人が　男でも女でも

高校時代の最後の想い出を

『　ありがとう　』で締めくくりたかったな🌸

毎年　春になり

卒業シーズンになると

必ず　ふと…  思い出す事🍀

　　『　誰だったんだろぅ。。　』

きっと、その人も

もしかしたら　毎年

この２人しか知らない事を

思い出しているのかも知れないょね。。

　私の　人生最大の謎　で

　私の　人生で唯一　過去に戻ったら

　その人に　『　ありがとう　』と言いたい🍀

誰だったんだろうか。。

　その時の　薔薇は🌹

　32年経った今でも

　実家の壁に　飾ってあります

　　　　　…✨🌹✨…